東京・高円寺に拠点を置くファクトリーブランド「VASCO(ヴァスコ)」から、1930年代フランスのシャンパーニュ地方でシャンパンボトルを入れるバッグとして生まれたクラシカルな巾着型バッグを元に製作された、レザーショルダーバッグ「LEATHER WANDER PURSE BAG [B.L.W.]」のご紹介。
「旅の道具」をコンセプトとしたバッグや革小物を展開する「VASCO(ヴァスコ)」。
製品一つにつきパターンから縫製に至るまで全工程を一人のクラフトマンが手掛けており、アイテムが持つハンドメイドの「深み」は皮革に精通した当人達だからこそ表現できるものです。
コンセプトの「旅の道具」には「淘汰されていくなかで残り続けるもの」という意味を込め、時を経ても輝きを失わないヘビーデューティーなアイテムを創造しています。
今回ご紹介するのは、フレンチアンティークをモダナイズした、vascoの「B.L.W.シリーズ」のレザー巾着バッグ「LEATHER WANDER PURSE BAG [B.L.W.]」。
これは1930年代フランスのシャンパーニュ地方で、シャンパンボトルを入れるバッグとして生まれたクラシカルな巾着型バッグを元にして製作されたもの。
サイズ感は普段使いにちょうど良いA4サイズがスッポリ収納できるミディアムサイズ。
男性、女性共に使いやすいデザインで、ショルダーベルトで長さを調節することで、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、ワンショルダーバッグとして使用できます。
バッグ本体上部には、「荷物を詰め込んで放浪したくなる」を意味する"Baggage" "Load" "Wanderlust"の頭文字をとったB.L.W.が刻印されています。
バッグの存在感を引き立てる本体のレザーにはVASCOオリジナルの「オールドオイル」を使用。
姫路産フルベジタブルタンニンレザーを" 丘染め" と呼ばれる伝統的な手染め製法で一枚一枚丁寧に染め上げたあと、オイルを染み込ませて焦げ感を出しヴィンテージのような深みのある風合いに仕上げたオールドオイルレザー。
丘染めは19 世紀にイタリアのサンタクローチェ地方で生まれた、革の表面のみを染色する古くからの技法で、色の濃淡や味わい深くエージングすることから現在も愛されています。
丘染めの表面は均一ではなく、色の濃淡が現れますが、原皮の傷などは色濃く残ってしまいます。
しかし傷が目立つ染色方法でも仕上げられるということは、それだけ原皮が良いという証拠です。
さらにオイルを染み込ませて焦げ感を出すことで、ヴィンテージな風合いを表現した重厚感のある表情が魅力のレザーです。
バッグ内部の内張りに関しては、厚手で丈夫なコットンキャンバス生地を使用。
内部はポケット付きで、長財布やガジェット類などの仕分けにも便利です。
画像内には長財布、メガネケース、A4サイズの雑誌が2冊、ポーチ、500mlペットボトル、長袖カットソーが入っています。
見た目のサイズよりも結構容量があり、通勤通学などのデイリー使いにちょうど良いサイズ感。
バスや飛行機内などの持ち込みにも大きすぎない程よいサイズ感です。
アンティーク加工が施されたハトメやバックルなどの付属、オールドな革の存在感で抜群な雰囲気を持ちながら、レトロな上品さも感じさせる巾着バッグです。
無骨なレザーの見た目にも関わらず女性にも使って頂きやすいのもポイント。
いつものスタイリングの格上げに、旅のお供に、是非ご検討頂ければと思います。