東京・高円寺に拠点を置くファクトリーブランド「VASCO(ヴァスコ)」から、19世紀中期にフランスで流行したがま口型のコインパースを再現した「LEATHER VOYAGE COIN PURSE」のご紹介。
「旅の道具」をコンセプトとしたバッグや革小物を展開する「VASCO(ヴァスコ)」。
製品一つにつきパターンから縫製に至るまで全工程を一人のクラフトマンが手掛けており、アイテムが持つハンドメイドの「深み」は皮革に精通した当人達だからこそ表現できるものです。
コンセプトの「旅の道具」には「淘汰されていくなかで残り続けるもの」という意味を込め、時を経ても輝きを失わないヘビーデューティーなアイテムを創造しています。
そんなVASCOには、製品のラインがいくつかあります。
こちらのがま口財布は、クラシカルな要素をラグジュアリーに昇華させた「VASCO CLASSIC」ライン。
VASCO CLASSICで使用されるのは、イタリアのコンセリア社製高級オイルレザーや米国ホーウィン社製コードヴァンなどの高級皮革。
さらには付属のディティールまで一切の妥協を許さない本質的なデザインの美しさを追及したラインなのです。
このがま口財布は19世紀中期、フランスで流行したがま口型のコインパースを再現したお財布です。
素材にはイタリア・サンタクローチェ地方で10世紀もの歴史を誇るバケッタ製法により、手なめし・手染めで仕上げられたバケッタレザーを使用。
時間をかけてゆっくりとオイルを浸透させる独特の製法によって生み出されたバケッタレザーは芯まで染料とオイルを染み込ませることで耐久性にも優れており、経年による使用により革の中からのオイルで磨かれ、美しい艶を発し、ひび割れを起こしにくい、柔らかさのある耐久性がでてきます。
がま口を開けば、内部にカードポケットが一つあるのみのシンプルな作り。
タバコの箱が入るほどの手の平サイズで、お札や小銭、カード、名刺、さらには鍵にいたるまで雑多に収納できる容量です。
ただコインケースとしては少々大き目で中途半端なサイズ感。
コインケースとしての用途はモチロン可能ですが、セカンドウォレットやシガレットケース、タブレットや小物類を入れるためのマルチケースとしての活用が望ましいかと。
小物類の小分けがあまりできないので、使い勝手を重視される方には不向きかもしれませんが、がま口のアンティークな雰囲気、バケッタレザーや真鍮の経年変化など、レトロで懐古的なデザインは、他にはない特別な存在感を持ちます。
ポケットやバッグからひょっと取り出すだけで話題になるのではないでしょうか。
兎にも角にもこの存在感は大きな魅力なので、少々の不便さを感じながらノスタルジーな気分に浸って頂きたいお財布です。
是非お試しください。
◆実寸サイズ
(FREE)/高さ約12cm/横幅約14cm/厚さ約3cm
◆素材:バケッタレザー(牛革)
◆カラー展開:ネロ(ブラック) ヴェルデ(オリーブ) ミール(タン) マリン(ネイビー) サンド(ナチュラル)
◆生産国:日本
※ご注文の際は商品画像に記載しております素材等に関する注意事項を必ずご確認下さい。