weac.(ウィーク)から、極太のリネン糸を用いた、40年代大戦モデルのカバーオールをベースに現代的にリサイズしたワークジャケットをご紹介。
40年代大戦モデルのカバーオールジャケットの形をベースに製作された、weac.のリネンカバーオール「WARRRK JACKET」。
戦時中の物資統制が行われていた時代に造られた所謂「大戦モデル」は、フロントのボタンが4つだけだったり、リベットが省かれていたりと簡素なディティールが特徴。
その大戦モデルの簡素なディティールを活かしながら、たっぷりした身幅や袖など、イマの雰囲気に仕上げられたのがこちらのワークジャケット。
腰位置に大きめのパッチポケットが二つ。
脇、背中心、アームホールなどは生地を巻き込んで縫い上げる丈夫な巻き縫いで、裏側から見ても生地端の見えない丁寧な始末。
袖付けは肩幅が関係なく肩のラインを拾わないラグランスリーブで、幅広な袖とも相性が良い。
本体に用いられる生地は、湿気の多い日本の夏に適した吸水性に速乾性に優れたリネン(麻)のキャンバス生地。
極太のリネン糸を用いることでザックリとして、粗野な風合いに仕上がったとても質感の高い生地です。
生地の段階で、藍染め同様に空気に触れて酸化して発色する性質の硫化染めを施し、製品後にさらに洗いをかけることで、使い込んだようなフェード感のある色合いを演出しています。
麻100%の糸で織り立てていることで、夏にも涼しい清涼感が感じられ、膨らみ、シワ感、カラッと乾いたシャリ感を体感頂けます。
麻の特性としては水にぬれた状態では乾燥時の60%も強度が増し、洗濯しても傷みにくく長い間使用できるということ。
麻は、汗や湿気などの対処にとても優れ、麻は綿に比べて吸湿性が約1.5倍、放湿性が約1.4倍優れています。
これは天然繊維の中でも抜群の吸放湿性を誇ります。
そして日本は高温多湿なので気候の面からみても麻を使うことは適しているといえます。
また、天然の抗菌・防臭性も持ち合わせているので、細菌類が繁殖しにくく衛生的となっております。
近年のリネン価格の高騰により、厚みのあるリネン生地が少なくなってきている中で、とても質感の高い物を手配できたものだと思います。
シャツなんかと合わせたキレイなスタイルにも、Tシャツと合わせたラフなスタイルにも合わせやすくて、コーディネートしやすい一着です。
ザックリとした、リネンキャンバスの独特の粗野な風合いはとても質感が高いですし、クッタリして落ち感のあるシルエットはヌケ感があってとても雰囲気が良い。
是非ご検討ください。
◆実寸サイズ
(2)/着丈71/身幅60/裄丈84
(3)/着丈74/身幅62/裄丈86
◆モデル着用:170cm/62kgで(2)サイズ
◆素材:麻100%
◆カラー展開:ブラック、ネイビー
◆生産国:日本
スタッフ着用コメント(写真は身長170cm 体重62kgのスタッフが着用)
●スタッフ:YASU(身長170cm 体重62kg ウエスト78cm)
体型:標準、なで肩、肩幅狭め
通常:MかLを着用。
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2サイズを着用しました。身幅はゆったりとしていてオーバーなサイズ感でリラックスして着用出来ます。ラグラン袖の為、肩幅は関係なく着用できます。着丈はヒップが半分隠れるくらいで、カバーオールとしては少しショート寄りかなといった印象です。3サイズになるとかなり大き目になるので、2サイズで十分だと思います。
●スタッフ:SAKU(身長176cm 体重66kg ウエスト80cm)
体型:標準体型
通常:パンツはMかLサイズ トップスはLかXL。
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サイズ3を着用しました。身幅はワイドな作りで、ゆったりとしたサイズ感で着用出来ます。落ち感のある生地で、バンと張ったようなシルエットにはならず、大き目のサイズでもシルエットを拾わない感じです。やや広めの袖幅は、袖口で絞りが効いているので、袖に丸みがあります。サイズ2でも、短丈のジャケット感覚で羽織ることが出来ますが、私くらいの体型の方なら3サイズで良いかと思います。