当店オリジナルのMARED(マレッド)より、美しい輝きから”革のダイヤモンド”とも称されるコードバンを用いたコインケースをご紹介。
革好きな方が最終的にたどりつくのがコードバン。
ということで、キャッシュレスな時代に合わせて、革のダイヤとも言われるコードバンを使って職人さんにお願いして作って頂いたコインケース。
コインケースと言えども、ミニ財布代わりに使って頂け、配色にした中作りの栃木レザーもイイ感じに仕上がったと思っております。
こちらに使っているコードバンは兵庫県・姫路に拠を構える世界屈指のコードバン、馬革タンナー「新喜皮革」によって製革されたものです。
新喜皮革は、馬皮を原皮から「コードバン」と「ホースハイド」の鞣しから仕上げまでの工程を自社一貫生産しており、供給生産リスクが大きい馬革だけを一貫生産し、かつコードバン製革ができるのは、現在では世界でも新喜皮革のみ。
新喜皮革謹製コードバンは、ヨーロッパから海路輸送され、長期間の熟成期間やなめし期間を経て、馬の臀部にしか存在しない緻密な繊維層を裏側から削りだし、再び熟成と乾燥等で手間暇をかけ、計10か月を掛け仕上げた馬革です。
「キングオブレザー」「革のダイヤモンド」とも呼ばれ馬の臀部から採取される希少なコードバンは、堅牢性が非常に高く、牛革の3倍と言われています。
引き伸ばしや押し込みにも強くとても丈夫です。
こちらの財布には内部にオイルを浸透させて作られたオイルコードバンを用いています。
オイルコードバンの持つ独特の透明感・艶や色の深みはグレージングと言われる作業工程で、染料を用いて調色が行われた後に、特別なオイルを含んだコードバンの表面に薬品を塗布、定着後、ガラスの棒を用いて摩擦・平滑にすることで生まれます。
一枚のコードバンの中でも箇所によって強度を調節する必要があるこの工程は熟練の職人の技術が求められます。
ただ、この作業工程だけで光沢や透明感を得ることができるわけではなく、原皮選びから様々な職人の手を経て仕上がり、他の種類の革とは一線を画すこだわりの結晶の輝きが放たれるわけです。
オイルコードバンは使い込むことで、中に含まれているオイルと、手の油分が交わって表面がオイルでコーティングされていきます。
使いこむことで、さらに光沢と重厚感を増す美しい表面に変化していきます。
NATURALカラーに関しては、使い込むことで飴色に変化していくので、このカラーの中では最も経年を楽しんで頂けるかと思います。
しかしキメが細かくスムースな表面は傷、水に弱くデリケートな革のため取り扱いにも注意が必要です。
そして配色になった中作りの栃木レザーは、ブラジル産ミモザの樹液を使用した植物性タンニンで、時間をかけてじっくりと鞣された100%ベジタブルタンニンレザーです。
ジーンズのヒップラベルにも使用されている厚みのあるレザーで、使えば使うほど馴染み、コードバン同様に経年による変化を楽しんでいただけます。
コードバンの輝きばかりにどうしても目が行きますが、使い勝手の良さもおススメなのです。
内部は3つのカードポケット、コインの収納ポケットを2つ設けています。
コインポケットは何十枚も入る大容量でコインを分けて収納できるほど。
また1つのコインポケットは小銭用、もう1つは鍵や小物を入れる用にも。
またはお札も3つ折りすれば収納できるので、ミニウォレットとしてのご使用も可能です。
長辺が8cmほどの小さめの名刺なら何枚も収納できるので名刺入れとしても。
コインケースと言えども、使い方は何通りにも。
キャッシュレス時代な今、現金をあまり持ち歩きたくないちょっとそこまでのお出かけや、海外での街歩きなど、サブウォレットとしてご利用いただきやすいかと思います。
ファスナーに関しては、ゴールドのUNIVERSALファスナーを採用し、品の良さも備えた仕様です。
高級皮革のコードバンを普段使いして頂ける、とってもおススメなコインケースです。
プレゼントに自分用にと、是非ご検討ください。
◆実寸サイズ
(FREE)/高さ約7cm/横幅約11cm/厚み約2cm
◆素材
表:オイルコードバン(馬革)
裏:栃木レザー(牛革)
◆カラー展開:ブラック&ベージュ ネイビー&レッドブラウン D.ブラウン&グリーン ナチュラル&ブルー
◆生産国:日本
※ご注文の際は商品画像に記載しております素材等に関する注意事項を必ずご確認頂きますようお願い致します。