■アウター:
H.UNIT エイチユニット バックサテン コンバットシャツジャケット ■インナー:
Bettaku ベッタク 3タック長袖ボーダーTシャツ FOB FACTORY(エフオービーファクトリー )より、世界に4台しかない希少な織機「888 three eight」で織り立てられたデニムのトラックパンツをご紹介。
希少な織り機を用いたFOBの今回のデニムパンツ「DENIM TRACK PANTS」。
デニムなのでトラックパンツと言えるかどうかは別として、この希少なデニム生地の生産背景を抜きにしても、とても良かったパンツ。
ゆとりを持たせたワイドな腿周りながら、テーパードさせた綺麗なシルエット。
ウエストはゴム内蔵でドローコードも配されたイージーパンツ仕様で履き心地も快適。
ベルトループ付きで、もちろんベルト着用も可。
フロントはファスナー開閉、トラウザーズライクな片玉縁のバックポケットはスッキリとして品がある。
ワンタックが設けられていますが、浅めなのでゆとりを出すというよりもデザイン的な要素の方が強いですね。
ベルト裏、ポケット袋布はヘリンボン生地を用いていて、雰囲気も良い。
生地端もパイピングで始末されていて、仕上げも丁寧です。
FOBお得意のデニムパンツですが、所謂ジーパンとは一味違った、品がありながらイージーに着用できる一着となっています。
そしてこちらのデニムパンツのストロングポイントである生地。
世界に4台しか存在しない希少な織機「888 three eight」で製作されたデニム生地を使用しています。
G9やG10、FOBの他デニムでも使用しているG3なんかは耳にしたことがあるのですが、私程度では耳にしたこともない織機。
ダブル幅でデニムが織ることができるそうなのですが、デニムを織る旧式のシャトル織機というのは大体80センチほど。
ダブル幅になると大体が高速化・効率化されたコンピュータ制御の革新織機。
シャトル織機でダブル幅を織ることができるものをあるのを聞いたことはあるのですが、厚手のデニムではなくシャツ生地だったと思います。
だからそれだけでも珍しい。
革新織機は高速回転で生産するので、糸に付ける糊の量が多く、製織にかける糸の張力が強い。
だから織り上げた生地の表面は均一だけど、平板な感じになってしまう。
逆にシャトル織機だと、糸の張力が弱いため糸の屈曲が深くなり、凹凸感のある織物になり、これが所謂セルビッジデニムの味わいになるのです。
でもシャトル織機は80センチほど。
ただこれがダブル幅の150センチ程になれば、より弱い張力になって甘い織りでザラ感、凸凹感が出て手織りの様な表情になるのだと思います。
とにかく凸凹とした表面感は味わい深く、柔らかい。
まさにヴィンテージといった色落ちになることを覚悟しておいてください。
◆実寸サイズ
S(1)/ウエスト68-78/レングス72/股上30/ワタリ30/裾幅20
M(2)/ウエスト72-82/レングス72/股上31/ワタリ31/裾幅21
L(3)/ウエスト76-86/レングス72/股上32/ワタリ32/裾幅22
LL(4)/ウエスト80-90/レングス72/股上32/ワタリ33/裾幅23
◆モデル着用:170cm/62kgでM(2)サイズ
◆素材:綿100%
◆カラー展開:WA.ワンウォッシュ
◆生産国:日本
スタッフ着用コメント(写真は身長170cm 体重62kgのスタッフが着用)
●スタッフ:KAI(身長180cm 体重56kg ウエスト73cm)
体型:やせ型
通常:パンツはMかLを着用。トップスはLかXLを着用。
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L(3)サイズを着用しました。ウエストはゴムが内蔵されていますがまだ少しゆるさが気になるのでドローコードかベルトで固定します。ヒップやワタリに関してはリラックス感もあり穿き心地は快適です。膝下もテーパードしていますが特に窮屈さなどはありません。レングスは短すぎず長すぎない丁度いい長さでした。僕の場合ウエストに合わせたり全体的に少しスッキリめを意識するならM(2)サイズでもアリですね。
●スタッフ:YASU(身長170cm 体重62kg ウエスト78cm)
体型:標準、なで肩、肩幅狭め
通常:MかLを着用。
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M(2)サイズを着用しました。ウエストはゴムが内蔵されていてお歩良くフィット感があります。見た目にも程よくゆるいシルエットでラフさがあり、腰回りもゆとりがあるのでタイトに感じたり動きにくい部分はありません。テーパードシルエットなので野暮ったい感じはなく比較的すっきりした印象です。レングスは少しクッションするぐらいです。ウエストのサイズ感なども含めて僕が着用するならM(2)サイズがしっくりきますね。