波佐見焼の陶磁器デザイナー・阿部薫太郎氏が立ち上げたプロジェクトessence of life(エッセンスオブライフ)から、静物画のように写実的な造形をしたリンゴのアロマストーンをご紹介。
"暮らしの中で、 豊かさを感じられるものづくり"をコンセプトに、波佐見焼の老舗商社であるSAIKAI(西海陶器)と陶磁器デザイナー・阿部薫太郎氏が立ち上げたプロジェクトessence of life(エッセンスオブライフ)。
長崎のほぼ中央、人目をはばかるように四方を山々で囲まれた小さな町、波佐見。
2006年、この地でデザインプロジェクト"essence of life"は始動しました。
波佐見町を含む九州北西部の肥前は、磁器発祥の地。
400年以上に及ぶ長い窯業の歴史があり波佐見焼としての名を知られる方も多いかと思いますが、知られるようになったのはごく最近のこと。
特徴的なのは人口約1万5000人の小さな町でも高品質、大量生産を可能にする分業制。
陶磁器の石膏型を作る「型屋」、その型から生地を作る「生地屋」、生地屋に土を収める「陶土屋」、その生地を焼いて商品に仕上げる「窯元」、陶磁器に貼る絵柄のシールを作る「上絵屋」。様々な工房を経てひとつの製品が世に出されるわけです。
しかし、このプロジェクト「essence of life」では、廃業した製陶所を活かして自社工房を設け、企画・デザインだけではなく、原型や生産用の型制作までを独自で行う体制をつくることで、コストを抑え、自由度の高い商品開発を可能にしました。
essence of lifeは、産地の伝統を大切にし、日々変化していく暮らしに寄り添いながら、新しいデザインと機能を追求しています。
こちらは静物画のように写実的な造形をした白いリンゴのアロマストーン。
石膏で製作される中性的な佇まいの白いりんごは、オブジェとしても独特の存在感を持ち空間に彩りを加えてくれます。
決して大きなサイズではないので、並べてディスプレイするのもなかなかサマになる。
香りは、清潔感のあるラベンダーとスイートオレンジがブレンドされた爽やかな香り。
セットになったアロマをりんごのヘタ部分に数滴垂らすことで発せられる、やさしくふんわりとした香りは寝室に置いてみても良い。
もちろん、玄関にリビングにと置き場所は選びませんが。
化粧箱付きで、贈り物としてもセンスが良いと喜ばれるかと思います。
是非ご検討ください。
※表面はコーティングされていないため、汚れが付着しやすくなっていますのでお取り扱いにご注意ください。
※石膏は吸水性が高いため、湿度の高い場所に長時間置くとカビが発生する恐れがありますので、できるだけ乾燥した場所でご使用下さい。
※一つ一つ手作業で行っているため、色ムラ・形が微妙に異なる場合がございます。予めご了承くださいませ。
◆実寸サイズ
アロマストーン:φ7×H6cm / アロマ:φ2×H6cm
◆アロマオイル容量:3ml
◆素材:石膏
◆カラー展開:ホワイト.アップル
◆生産地:ストーン/波佐見,アロマ/日本