大阪の老舗ニット工場が2020年に立ち上げたブランドMOONCASTLE(ムーンキャッスル)から繊維の宝石カシミヤを100%使用した贅沢なロングマフラーをご紹介。
当店オリジナルの別注カラーも非常におススメな長さのあるマフラーです。
MOONCASTLEは、大阪市内から1時間程の、海や山に囲まれたのどかな大阪府南部の岬町にある、1966年創業のニット工場(月城ニット株式会社)が新たにスタートしたメンズニットのファクトリーブランドです。
MOONCASTLEで作られる商品は、一部を除き全てが月城の自社工場である大阪府南部の岬町で作られています。
こちらのカシミアマフラーもその工場で生産される商品の一つ。
ヌメリ感、柔らかさ、極上の着用感はなんとも贅沢。
当店だけの別注カラーは女性にも使いやすい柔らかい色をセレクトしています。
今回のマフラーは、国内でカシミヤ糸の生産を初めておこなったカシミヤ紡績の名門「東洋紡糸」によるカシミア糸を用いています。
SHIMA SEIKIの子会社のひとつである東洋紡糸は、明治12年(1879年)に創立された、日本の繊維産業発祥の工場、桑原紡績所を前身として、約130年以上、糸づくりをしている紡績会社です。
昭和5年(1930年)にカシミヤ糸の生産を国内で初めておこなった会社でもあり、以来80年以上つくり続けている純国産のカシミヤ糸は、その歴史と伝統を今日まで職人の手によって守り続けながら、世界に誇るトップレベルの品質で生産し続けています。
その東洋紡糸によるカシミヤ糸。
カシミヤの毛は非常に細くて繊細。
繊維が細いので柔らかくふんわりとした肌触りとなり敏感肌でも安心して使用することができます。
繊維の表面には油脂が覆われており、独特のヌメリ感によって滑らかな手触りを感じられることができます。
そして熱伝導率の低い空気を多く取りこむことができるので、保温性に優れ、吸湿性も高いので、暖かさを保つことができながらも、蒸れにくく快適に着用することができます。
またカシミヤ素材が一目で分かる特徴でもある光沢により、合成繊維では表現することができない高級感を感じて頂けます。
ただ、カシミヤといっても品種・生息地で特性は大きく異なります。
冬期は厳寒マイナス30~40℃、夏期は30℃以上と寒暖差がとても激しく、非常に厳しい気候条件の下で飼育されているカシミヤ山羊。
その条件が厳しいほど良質な毛が採取できると言われています。
このカシミヤマフラーでは、主に中国東北部とモンゴルに生息している「原種のカシミヤ山羊」から採取された毛を使用。
この原種は「ふくらみが豊か」で「素朴な風合い」が特徴です。
こちらのニットマフラーはミドルゲージ(7ゲージ)のしっかりとした目付けの編み立て。
ざっくりとした片畔編みの表面感、ボリュームのある厚みはまさに贅沢の極み。
カシミヤらしいふんわり感の出る天竺編みにあえてしなかったのは、毛玉や毛羽感をあまり出ないようにするためとのこと。
そして縮絨(水通ししてふんわり感、風合い出しをする工程)も控えめに。
カシミヤらしいふわっとした感じを出すには縮絨することが必須なのですが、着込んでたまに洗ってを長年繰り返して、経年によりどんどんふんわりしていくサマを楽しんで欲しいとの想いから、あえての縮絨を控え目にしいているそう。
長い期間を通して付き合ってほしいとの想いが込められた仕上げということなのです。
サイズ感に関しては、長さ約180cm、幅約20cmのロングサイズなニットマフラー。
ぐるぐるっとボリュームのある巻き方もできるし、男性にも女性にも着用頂きやすい汎用性の高いサイズ感です。
そして当店オリジナルの別注カラー、グレージュとライトブラウン。
MOONCASTLEと言えばメンズニットがメインのファクトリーブランド。
インラインのカラー展開は男性に合わせやすいお色でしたが、女性にもお使いいただきやすいようにグレージュとライトブラウンのカラーを当店別注で作っていただきました。
柔らかいナチュラルな色味は、コーディネートにも取り入れやすいかと思います。
淡色、濃色とバランスよくコーディネートにも合わせやすい豊富なカラーは、男性にも女性にもお使いいただきやすいかと思います。
MOONCASTLEの商品については毎度の文言ですが、東洋紡糸のカシミヤ、ミドルゲージでのこのしっかりとした目付け、そして用尺のあるロングタイプのマフラーでこのお値段というのは、ファクトリーブランドならではのコスパ。
プレゼントにも喜んでいただけるかと思います。
是非ご検討ください。